第1回

  • 更新日 : 2018/04/01

Hako-News.2018年エイプリル企画の記念すべき第1回目!
今回は閻魔と最も付き合いの長い人物である幻魔さんにお越しいただきました。

閻魔「あっ来た来た。いつもので良かったか?」

いつもの
ロイヤルミルクティーのこと。幻魔さんの好物。リュッケフロントの高地で作られる希少種。ウバに近い。

幻魔「えぇ、ありがとうございます。……と、これは?」

短気さから一部関係者から「お触り禁止物件」「歩く地雷」扱いを受ける幻魔さん。しかし、相手が閻魔であるところから いつもの威圧感はさほど感じません。
本企画の説明を閻魔から聞く際、「下手したらこの企画の関係者の私は切り殺されるんじゃ……」と身を固くしましたが、ただ平然と 「そうですか、閻魔も大変ですね」と言っていました。むしろ好意的に受け取っているようでした。

やはりどことなく温厚です。

幻魔「こういう無茶ぶりや厄介事に巻き込まれるあたりが実に貴方らしい。 今回はどうしたんです?勢いで押し付けられましたか。」

閻魔「半ば勢いで押し付けられたけど、これやる代わりに仕事量かなり削る条件結んだし、 いつもに比べれば全然気楽だがな。」

幻魔「なら良かったですね。……ただ、 減らされたってどうせギリギリまで放置して徹夜するじゃないですか。」

閻魔「うるせー!今回はちゃんとやるから!!」

幻魔「絶対やらないと思います。」

以後雑談が続きましたが、身内ネタだったので省略。
早速本題(と言ってもただの雑談……)に入らせていただきます!

出会いについて

幻魔「事の仔細は省略しますが、今思えば変な出会いでしたね。」
※具体的に聞こうとしましたが幻魔さんの表情が固かったので聞けませんでした

閻魔「まぁ……でも俺変な出会いばかり経験してるからなぁ。 『面白い奴だ!気に入った!!』って初対面で言ってから急に付きまとい始めた奴もいるし、 あいつとの出会いは……忘れたが急にいつものテンションで来たし……。 最初からハイテンションで道場破りのノリな奴ら多すぎるんだよ。
そう考えると幻魔との出会いは落ち着いてたっけな。 って言っても、その変な奴らが大体『魔族に気に入られた奴がどんな奴か見に来た』みたいなこと言ってたから、 お前との出会いは嫌でも記憶に残ってるがな。」

幻魔「 今も昔もことあるごとに貴方は『俺がこんな事になってるの大体お前のせいだからな!』と私に言いますしね。 今年に入って既に言われてますので。」

閻魔「えっいつ言った?つか俺頻繁に言ってたっけ?」

幻魔「直近では酔っぱらってた時に1回。あと連続で徹夜してた時もよく言ってますよ。」

閻魔「頭働いてないから記憶にねぇわ。」

知り合い、身内について

「お前のそういうところダメなんだよ……」

「地獄と魔界の関係について聞け」という命令があったのですが、双方共に「雑談で堅苦しい話題は嫌だ」ということで、 代わりに周りの人について語っていただきました。

幻魔「共通の知り合いは一定数いますが、彼らに対しての関係はだいぶ異なってますので共通の知人とは言っていいのか……」

閻魔「例えばイサと俺は仕事仲間だし毎日世話になってるけど幻魔とイサはあまり関わりないもんな。 俺と骨像とは結構面識あるがな。」

幻魔「ノリがいい悪友みたいな奴ですよね……。」

閻魔「酒飲んだりゲームしたり、あと仕事手伝ってもらったり。ああ見えてノリいいけど窓破って入ってこないし良い奴だよ。 ただ酒に弱くてすぐ潰れるのが……。あと幻魔と俺とも接点あるとしたら闇音……。」

幻魔「そいつの話はやめましょう。

閻魔「まぁあいつ噂されると『待ってました!』と言わんばかりに現れるからな。 他に誰かいたっけ?」

幻魔「閻魔は山ほど知り合いがいるでしょうが、私は貴方ほど多くいませんので。 部下も現時点では骨像さん1人で十分事足りていますし、私的な仲の方は閻魔がいる時点で満足です。」

閻魔「お、おう……。」

噂に聞いていた通り一部の人物に強依存……!ただ閻魔も慣れているのか驚いたりする素振りはありません。

ところで今回の幻魔さん、かなりリラックスされているように感じられます。(いつもの威圧感がない!) そこでこんな質問をしてみました。

2人の仲について

閻魔「わからん!知り合いって言うほど距離遠くもないけど友達でもないよな。腐れ縁?」

幻魔「関係に名前を付けるつもりは全くないですし興味もないですが。 ……とにかく、”親友”や”悪友”ではないと思ってます。恋人は猶更ない。」

閻魔「なんつーか、上手く当てはまる言葉が思いつかねぇんだよな。知り合いじゃ距離が遠いし、 友達にするにしてはドライすぎるというか……。
そういえば前に『互いを理解しようという気持ちがなさすぎる』って誰かに言われたけど、 確かに互いを理解しよう・理解してほしいという気がそんなにないよな。」

幻魔「そうですか? 私を理解していただこうとは全く思ってませんが、私としてはいつも貴方のこと思って行動してますが……。」

閻魔「お前の思いやりって独りよがりすぎるんだよな……。
そもそも俺とお前(と闇音)って過去がないみたいなもんだし、過去を知っても人物に深みが出ないらしいぞ。 って……あれ?誰に言われたんだっけな。」

幻魔「誰だっていいですが……。」



閻魔「ま、一応何世紀単位でよろしくやってるから友好関係に難ありではないよな。」

幻魔「ええ。まだ閻魔に逃げられていないので嫌われてはいないと思います。」

閻魔「お前俺が逃げたって追っかけて捕まえに来るだろ(笑)」

幻魔「貴方の逃げ足が遅いのが悪い。」

以降雑談が盛り上がりそうだったので、盛り上がる前に最後に1つ質問しました。

今後について

閻魔「どっちかが死ぬまで今後も今も昔も変わらないんじゃね? 長い間過ごしててもお互い変化なかったし。」

幻魔「……お互い死ねますかね。」

閻魔「…… ……無理だろうなぁ。まずお前って地獄の裁判基準からすると罪ありすぎて正しい罰し方がわからねぇんだよ。 んなわけで十王からしたらお前に死なれるのはヒジョーーーーに面倒くさいし、もしお前が死んでも『は?魔界に帰って』って生き返らせる可能性はある。」

幻魔「つまり死ねないと?」

閻魔「あぁ。死から嫌われすぎて死なせてもらえない。 俺も死なせてもらえるかなぁ……、無理だろうな……。リュッケフロントも厄介な奴多いし……。」

リュッケフロント
閻魔が担当する地域。地獄・魔界からの脱走者も多いうえに神々の権限がかなり強い。地獄にとっても悩みの種。

幻魔「互いに死なないなら環境の変化が少なそうでいいですね。今後とも宜しくお願いします。」

閻魔「確かに大きな変化がないことはいいことだな。疲れないし。
いや、でも、これからも仕事漬けはちょっと……まぁいいか。」

このあと閻魔が酒を飲み始めたことで一気にゴチャゴチャに……。

幻魔さん、ありがとうございました!
第2回は4月4日(水)公開を予定しております。

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